★津波は恐ろしい

地震の直接の被害は当然怖いですけど、津波での被害は本当に悲惨ですね。

地震なら家壊れても生活に必要な服や布団や生活用品や、家族の思い出の品やアルバム等もその場に有るし濡れてませんし、怪我を負ったとしてもその場に居られて助けを待てます。

でも、テレビで流れているような津波が襲ってきたら、人も家も、そして一つの町さえも押しつぶし押し流し消え去ってしまいます。

以前から津波の被害を受けていた周辺で、過去の経験を元にしてそれなりの対処をしていた地域でさえあの被害ですから、今回の津波の規模の大きさがどれほど大きかったかという事が分かります。

でも、数十年に一度の災害規模に対して備えるだけでも膨大な予算が必要なのに、100年に一度とか、数百年に一度の規模の大災害に備える事はコスト的に不可能だと思います。

ではどうやって解決するのか備えるのか、とっても難しい問題だと今回の被災を見て思いました。

 

★さとしやさんがカットにご来店

アウトラインはぼかし刈り


さとしやさん

http://www.satosiya.com/

サイドやネープのアウトラインはコンマ何ミリの長さゼロ刈り上げでいわゆるぼかし刈りで毛のない肌に熔けさせます、この位の短さのカットは本来理容店の範疇になるのですが私は美容師のくせにこういうぼかし刈りでアウトラインをコンマ何ミリの長さで切って表現するのが大好きです。

無論コンマ何ミリの長さゼロ刈り上げですから切り間違えは直せないので絶対に間違えられないカットです、だから切る時には息を止めて切ります、息をしただけでも肺の動きが肩~肘~手首と伝わって刃先を正確にコントロールできないのでこういう短さのカットを本気で丁寧に綺麗に切ろうと思ったら自分の命を削って切るという覚悟が必要になります。

なぜ理美容師はそれほど自分を追い込んで命を削るほどの真剣さで仕事に打ち込めるかというと、技術系の理美容師にとってはそうゆうギリギリのカットをさせて頂けるというお客様からの信頼が嬉しくありがたいから、その頂けた気持ちに応えたいという想いが渾身の仕事と成って指が動くのです。

自分の為の行為なんて気持ちも技術もそんなに長く続きません、出来るように成る途中は打ち込めますけど出来るようになった瞬間に向上心が薄くなりやすいです。

技術者は大きく分けて二通りに成るんじゃないかと思います。

出来るように成りたいと願い修練に打ち込むのは同じなんですけど、出来るようになった後が変わってしまう。

出来るように成って実際にお客様の髪を切るようになってから、毎回、一人一人に、全力で取り組み、前回より今回を、今回より次回はと、弛まぬ努力と情熱を持ち続けて、ハサミを置く最後の一人、最後の一回のカットまで向上心を持って技を磨く姿勢を保てるか、それとも回数重ねて手が慣れた事を上達と自惚れ心と姿勢は最初の一回、一人目が一番気持ちがこもっていたという事に成るのか。

技術って、出来ない時から出来るように成るまではその過程の伸び方が早いから割と楽しく練習できて学べるんですれけど、出来るように成ってから向上心を持ち続けて丁寧さを続けるのは、延びる幅の残されている量が少ない分だけ、薄皮を一枚一枚重ねるような本当に辛く時間のかかる鍛錬に成りモチベーションの持続が難しくなります。

最初は自分は上手だという自惚れとプライドがモチベーションを維持するのにとっても役立つのですが、技術事の悲しさで自分が巧くなれば成るほど見る目も肥えて来て出来てない部分が見えて来て、巧くなるほど自分の下手さが判ってしまう。

でも、確実に最初よりは巧くなっているのだから周りからは褒められる事も最初よりは増えるんだけど、巧くなったはずの自分の目が出来てない部分を誰よりも気づいてしまって褒められては落ち込む。

そして何時しか自分は上手だという自惚れとプライドは砕け散って不安になり希望も無くなる。

でも、お客様は明日も来る。

だから、、、諦めてモチベーションを失って、ここまでで良いやっ、今のままだって困らないし、褒めてもらえるからって諦める事だって出来るしその方が心が楽になる。

だけど、、、諦めずにモチベーションを持ち続けて、あと一人、あと一回だけ、ほんの僅かでも巧くなりたいと求め続ける事もちょっと辛いけど続けられる。

私にとってそのちょっと辛いけど頑張れる元は、あの人に対して恥ずかしくない自分で居ようという気持ちがモチベーションに成ります。

あの人に自信を持って逢える自分で居たい

今が完璧からは程遠くても

今を全力で頑張っている

技術や技では誇れないけど

それに向かう気持ちは正直で誤魔化していない

精一杯頑張った結果なら恥ずる事は無い

下を向かずに真っ直ぐに

あの人に逢いたい

逢える自分で居たい

私は今そういう気持ちで美容師として店に立ち

カメラマンとしてシャッターを押しています

私の周りの全ての人に感謝します

今の私が有るのは

あなたが居てくれたおかげです

今日そんな事をさとしやさんの髪を切りながら改めて想いました

 

 

※時々は真面目な事も書くのです、、、エッヘン!<( ̄^ ̄)>