★夜はカット講習に出張

今日はお店が終わってからカットの講習へ講師として出張。

講習中

講習中


今日はグラボブのカット講習。

グラボブは正式名称だとグラデーションボブカットです。

現実的には襟足のネープ部分はレイヤーカットで

ネープ部分以外のバック部分はグラデーションカットで

両サイド部分はワンレングスカットで

トップのグラデーション部分の上部若干をスクエアーカットで削ります

またサイド部分ととバック部分を軽くしたかったり動かせたかったりしたい時にはスクエアーカットとシャギーカットを入れます

つまりはグラボブを美しく表現するためにはワンレン・レイヤー・スクエアー・グラデーション・シャギーというカット技法の全てを身に付けていなければ切れないのです。

逆に言えば、、、

グラボブが見惚れるほど美しく表現できたら、その髪を切った技術者のカットの腕は相当だと言えます。

でも現在では、安易にレザーやストロークですかすかにすいた髪を、アイロンやカーラーでくるくるし、ワックスやムースなどでくちゃくちろゃし、髪型の構成要素の半分以上がブローやセット等の仕上方で評価(誤魔化せる?)される髪型が流行っていますから商業的にはそういうカットさえ出来れば現在の理美容店ではトップスタイリストなのです。

100人に一人とか、1.000人に一人のお客様からしかオーダーされない髪型のカットを学ぶのは非効率的で無駄な事かもしれません。

そういう事情で現在はグラボブが流行していないので、グラボブを切れる技術者にとっては残念ながら(切れない人には幸運にも?)その腕を振るう機会が少なくとても残念ですが、何時の日にかグラボブが流行って街に技術系理美容師が思いっきり腕を振るった髪のお客様が大勢歩く時が来ると良いなと思います。