★フルレイヤーカット♪

フルレイヤー

最近では滅多に切る機会が減ったフルレイヤーカットです。

トップの長さを決め。

サイドとバックのアウトラインの長さを決め。

トップとサイド・バックをレイヤーでつなげて。

つなげるラインの角度やカーブ具合とワンレングス部分の量を調整。

それをオールブラントカットで切れば流れの面は一番艶が出ます。

そして上手にコントロールして長さと厚みを調整出来れば。

流れ始めの位置から、流す毛量と、全体のボリューム感を思い通りに構築できます。

逆に言えば、、、

ブラントカットでのフルレイヤーはそのカットをした技術者の技量が見た人に100%見極められてしまいます。

だからこそ怖いし楽しい。

最初のカットのワンパネルを引き出してハサミを入れるその時には。

その時に切る髪型の展開図をきっちりと全て頭の中に浮かび上がらせてから切り始めます。

この時の展開図を構築する時間が技術系美容師にとっては至福の時♪p(^o^)q

切る事自体は美容師なら簡単な事。

大切なのはどう切るかという設計図である展開図の構築です。

そしてカットは結果として右手で持ったハサミで髪を切り落としますが。

実はどの長さでどんな角度で切るのかを決めているのは左手です。

左手で毛を持った位置と角度がガイドラインとして切ります。

なので美容師はハサミを持たない左手がそのカットを決めています。

なので、、、

カット中の技術者の左手の捌き具合を見ていればほぼカットの腕が解っちゃうのです・

あとは、、、

切ろうとする毛束と自分の立ち位置や、毛束の引き出し方や持ち方や、ハサミの入れ方等のフォームの整合性が理に適っているか全く考慮できていないかも一目で露見してしまいますので。

カットが終わって髪型の仕上がり具合を確かめなくても。

最初のワンパネルを切る所作だけでもその技術者の技量が見極められます。

立ち方ひとつ、毛束の引き出し方ひとつ、ハサミの入れ方ひとつ、指・手・腕・肘・肩・背中・腰・膝・歩幅と足の向き、これらの所作の一つ一つで理に適った動きが有ります。

正確に切れる理屈=最終的には人間工学に基づいたフォームと成ります。

ゴルフもテニスもスイミングも同じく理想的なフォームが有ります。

上手な人やプロのフォームは美しいです。

無理や無駄がなくて最も効率的で安定的だからだと思います。

なので、、、

私がカットの講習のご依頼を頂いた時まず最初にフォームの重要性を理解して頂くようにしています。

次に展開図の理解と構築の仕方を学んで頂きます。

このフォームと展開図を正しく理解し身に付ければカットの80%ほどは会得した事に成ります。

あとは自分で実際にカットして結果を確認し経験を積めば自然とカットが身に着きます。

逆に言えば正しいフォームを身に付けず、展開図を理解できなければ、カットを学ぶのにすごく遠回りに成って非効率で勿体ないと思います。

応用ば自分で研鑽するしか身に付けれませんが。

基本の最善を自分で探すのはとても時間がかかり非効率なので先人に教えてもらった方が早くて楽だと思います。

このへんは大工さんとか料理人さんとかミュージシャンもきっと同じ事だと思います。

苦労したって楽したって基本を正しく理解し身に付ける事が大切。

基本を楽して早く覚えられれば、それだけ早く実践に入れて応用が学べて良いと思います♪(^o^)v