アメリカンプレスの考察

浸透式に見えて透過式なのです

(※この投稿は2021年10月11日にブログデータが飛んだ為記憶を頼りの書直し再投稿記事と成ります)

アメリカンプレスを購入

内部を上下するパーツにコーヒーの粉を詰めます

粉を詰めたらしっかりと蓋をします

本体にお湯を満たします

本体はダブルウォール機構なのと

抽出後はそのまま保温ボットと成るので保温性がとっても良いです

先程の粉を詰めたパーツを本体に差し込みます

この時に粉がお湯にし足される分だけ押し込むと

ドリップ時のガス抜き(蒸らし)と同じ効果が得られます

粉パーツを少しずつゆっくりと押し込みます

そうすると本体下部のお湯が粉パーツを通って上部へ移動します

このお湯が粉を移動する時にドリップと同じ透過式として抽出され

押し込む速さ=ドリップ速度と成りますので

ゆっくりと押せば一つ穴の透過が遅いドリッパーとして

早く押せば三つ穴の透過が早いドリッパーとして

それぞれの好みの透過速度で抽出がコントロール出来ます

この透過式/ドリップの抽出効果/抽出率を自分が望む味わいの抽出と成るようにコントロールできるのがアメリカンプレスの最大の特性・機構だと思います

粉パーツを押し込んで抽出が終わりました

この抽出が終わった状態でダブルウォール機構なサーバーと成る本体に入っているので、このまま穂損して置けますので

かなり長い時間暖かさを保って飲む事が出来ます

この本体=サーバー部分がダブルウォール機構で保温性に優れているという部分がアメリカンプレスの第二の優れた部分だと思います

淹れ終わった後はこうして本体から直接カップへ注いで飲む事が出来ます

飲んだ味わいは、ほぼドリップと同じ味わいに成ります

また粉の全てに均等にお湯を透過出来ますので、粉の全てから均等に抽出出来て効率的で一粒の粉さえ無駄にせず良いです

なお粉パーツを押し込むスピードだけではなく、粉量・挽目・湯量・湯温の各ファクターでもレシピは変更できますし

何と言っても淹れ方にブレが一才生じませんので、各ファクターを変更して味わいの変化の探求時には、毎回ほぼ同じ味わいで抽出が可能なのでセンサー代りとして使えて良いかなと思います

ただし弱点も有ります、、、

抽出量が本体サイズと抽出方法によってある程度決められてしまい抽出量の自由度が無いです

それ以外は本体はガラスではなくプラなので落としても割れにくいですし、粉パーツをゆっくり押し込んで抽出液が上部に上がってくるというロジックも楽しいですし、なにより毎回レシピ通りに同じ味良いで抽出できる再現性の高い伊庭らしい抽出器具だと思います♪(^o^)v

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