機種構造による必用項目の考察

過去の焙煎ノートを眺めつつ必要な項目詳細さを考察中
普段はボケて笑いを取りに行くお笑い系ロースターですが(爆)
時々は真面目な表情で真剣に考え込む時も有ります(^^ゞ
焙煎は生豆に熱を込め内部物質の熱変成により香味を表現します
それぞれのロースターが、それぞれの焙煎器で、それぞれの環境で、それぞれが目指し求める香味を表現すべく、焙煎プロファイルを考察し、個々の豆種と各焙煎度での最適レシピを作ります
その時に焙煎レシピのデータとして焙煎ノートを記録しますが、その記録項目内容は個々のロースターで違ってきます
何故なら個々のロースターによって考え方が違う=必要とするデータと必用としないデータが違って、またどれだけの詳細さとして必用かが違って来て
人によっては10秒ごとの温度変化を記録したいと考えるかもしれませんし、30秒で良い、1分で良い、それともボトムから1ハゼまでの時間さえ残せれば良いと考えるかもしれませんし
また焙煎器によってはアナログの温度計だったりデジタルだったり、温度計の計測位置がドラム内だったり豆に触れる位置だったり排気口だったり、温度計の設置数が一つだったり二つだったり、ガス圧計の有無と目盛の最微さ、ダンパーのコントロール性と、排気能力、攪拌能力、焙煎量、気密性、温度変化率の機敏さ鈍さ等々が違っています
なので自分にとって使い易い焙煎ノートはオリジナルで作るのが最適と成ります
その最適な項目詳細さはその時に表現したい香味のベクトルによって変化(進歩)します

現状の司にとっての最良の項目詳細さを具現化するとこんな焙煎ノート構成と成りました
とりあえずこの項目詳細さで有れば、浅煎り~中煎り~中深煎りまでの焙煎レシピは構築出来て再現性を得られると思います
まあ、暫くこれで続けて、変更したく成ったらまた新しく作り直せば良いので、焙煎ノートは手段であって目的では無いので気楽に対処していきたいと思います
なお、コロナが収まったら焙煎体験サービスも予定していますので、その時に焙煎全くの初心者で焙煎器に一度も触れた事が無い操作した事が無い人にも、焙煎の操作マニュアルとしても使える内容である事を考慮した構成としても作って有ります