★D800の撮影範囲設定

1.2xクロップ設定


D800はこの1.2xクロップの撮影範囲設定でも2.506万画素のデータが残せます。

そしてD800の写せる最大記録画素数はFXフォーマット時に7.360×4.912pixel/3.615万画素です。

この時の長辺の7360pixelという数値は、人間の目で見た時にもうこれ以上細かく描写してもそれ以上細かさの差がわからないという限界値の300dpiで印刷した場合に、長辺で62cmの印刷が可能になる解像度と成り、撮影したままの生データでA2サイズでの印刷が可能になります、それ以上のサイズの場合では、例えばポスターサイズ等のサイズに印刷する場合は、写真自体のサイズが大きくなって写真から離れて見る事になるので、鑑賞する距離が伸びるのでそれ以上の解像度は実質不必要となります。

 

FXフォーマットより小さなサイズとして1.2×クロップ時に6.144×4.080pixel/2.506万画素です。

6.144×4.080pixelだと300dpiで印刷した場合に長辺52.01cm x 短辺34.54cmが印刷可能で、補完処理無しでデフォルトデータのままA3ノビサイズがプリント可能に成り、若干の補完処理すればほぼFXフォーマットと同じ解像度が出せます。

また、1.2×クロップですと、FXフォーマットでの周囲を切り抜く事になり、それはレンズの性能が低下する周辺の像の歪や流れや、四隅の照度落ちを切り落とせて、なおかつ一枚のデータサイズも30%前後は小さく成ります。

とりあえず2.506万画素あればデフォルトデータのままでA3ノビサイズがプリント可能で、若干の補完処理すればA2やA1でも解像度は必要十分足ります。

なので私は目一杯解像度が欲しい風景写真やポスター用の撮影以外での通常のスナップやブログ用等での撮影の場合は、しばらくはD800での撮影時の記録画素数の設定は1.2×クロップ時の6.144×4.080pixel/2.506万画素のJPG形式(*)で、画質は最高画質のFINEという設定で使おうと思います。

(*)私の場合ですが、、、RAW形式で撮影した方が後の補正時に補正幅が広い利点は知っていますが、補正幅がギリギリほどに外した写真のデータは使わない、使いたくない、そこまで外さないように撮影する、外さない写真として残したいというスタンスなので、撮影中に保存スピードが速くて、撮影直後に瞬時にデータとして使えるハンドリングの良いJPG形式で撮影しています、なお撮影後にセレクトしてレタッチ後のデータはMBPで保存しています。

また、サイズ的な意味だけではなく、1.2×クロップ時にはファインダーの像の見え方が、撮影可能な範囲のみしか確認できないFX時と違って、撮影する範囲と同時に撮影できない周囲も様子も見れるの便利です。

この撮影できない範囲まで見れるというのは今回D800のファインダーを1.2×クロップで見て初めて体験したのですが、構図を決める時に本当に便利だと知りました。

視野率100%のファインダーは、見たままが残せるので良いのです。

でも、写せる範囲は100%見れますけど、それは同時に写せない範囲は1%も見れないという事に成ります。

本来写真の構図を決める時には、何を写すのかを見る事が大事ですが、同時にそれは何を写さないのかと同意語になります、でも、何を写すのかは視野率100%のファインダーで確認できますが、何が写らないのかは一切見れません。

でも、、、

1.2×クロップですと、100%のファインダーの中に1.2×クロップで撮影できる範囲が枠で判別できるので、同時に写らない範囲もファインダーで見て確認が出来るのです、このショットで切り抜く残す構図がどこまでで、その切り抜く境の際にはどんな絵が有るのかが確認できる、これは構図の表現にはとっても助けになると思います。

例えば、人を写す時に、その人の直ぐ右隣に自販機が有ったとして、写せる範囲しかファインダーで見れなければ、その人の右側の自販機を写さないように構図を取ろうとした時にどれだけのマージンが残されているのかが判断できませんが、撮影される範囲以外に一回り広く見えていればマージンを把握した上できっちりと構図を取れます。

という理由により、しばらく私はD800の記録画素数設定は1.2×クロップで撮影してみようと思います。

 

-下記参考資料として-

1inch = 2.54cm

dpi = Dots Per Inchi/ドット・パー・インチ/ディピーアイ

dpi = 1インチ = 2.54cmの長さの中に何個の情報が有る/表現できるかの密度の単位

300dpi = 人の目が密度の差を感知できる上限(人的解像力限界値)

300dpi=1個ドット幅/0.08mm = 1mm中ドット数/11.8個

 

A4長辺を300dpiにて印刷時に必要なpixel数を求める数式
29.7cm÷2.54cm = 11.69 x 300 = 3.507pixel

A4短辺を300dpiにて印刷時に必要なpixel数を求める数式
21cm÷2.54cm = 8.27 x 300 = 2.481pixel

上記の式により導かれるA4/300dpiでのプリント時に必要な画素数は
3.507pixel x 2.481pixel = 8.700.867 = 約870万画素

 

ニコンD800のFXフォーマットでの撮影pixel数値は長辺7.360pixel/短辺4.912pixelですから300dpiでの印刷サイズは、、、

7.360pixel÷300×2,54=長辺62.31cm
4.912pixel÷300×2,54=短辺41.58cm
長辺62.31cm x 短辺41.58cmが印刷可能
※補完処理無しでデフォルトデータのまま300dpiでA2サイズがプリント可能

 

ニコンD800の1.2×クロップでの撮影pixel数値は長辺6.144pixel/短辺4.080pixelですから300dpiでの印刷サイズは、、、

7.360pixel÷300×2,54=長辺52.01cm
4.912pixel÷300×2,54=短辺34.54cm
長辺52.01cm x 短辺34.54cmが印刷可能
※補完処理無しでデフォルトデータのまま300dpiでA3ノビサイズがプリント可能

 

–業務連絡–
“ストラトのジュン”を改め”フォトグラフックアーティストでコテカ(凄いサイズとの自己申告有り)姿が似合うジュン”さん、略して”フォトストのジュン”さんへ、、、

上記計算式は、写真を写した時にどんな解像度で保存すべきなのかの値を導き出す大事な基礎知識となります。

写真を写したら、ダメな写真は没りますが、良く撮れた写真は使う事になります。

その使い方=アウトプットによって必要な解像度が決まってきます。

家庭のプリンターで印刷したり、プリント屋さんで写真プリントしたり、WebでHPやブログで表示したり、携帯やスマホで見たり、PCやタブレットで見たり。

これらの最終的なアウトプットに合わせる的確な処理の知識と技術と経験はとても重要です。

写真は写したままメモリーやHDD等のストレージの中に入れたままなら誰にも見る事は出来ません。

誰にも見られる事の無い写真はどんなに良い写真でも、写さなかった、この世に存在していないのと同じ事になります。

誰かの目に触れてこその写真です。

その誰かの目に触れるという写真にとって最大の存在意義を持つアウトプット時に、最適な状態で見せられるかどうかは場合によっては写真の良さと同じぐらいに重要な意味を持つ場合があります。

ジュンさんがこれから一生懸命に撮影していく大切な写真、誰かに見てもらう時に一番良い状態で見て頂けたら良いですよね。

上記はその為に役立つ計算式です♪(^o^)v

もし、理解できない部分や、疑問に思う事がありましたら遠慮なく質問して下さい、またジュンさんの方が詳しく知っている事があったら私に教えて下さい、共に良い写真が写せるよう使えるよう一緒に学んでいきましょう。