★味覚とその表現力という才能

テイスティング中

昨日のお客様にテイスティングをお願いしました。

人の持って生れた才能っていろいろ有りますよね。

味覚という舌(=香り感知の嗅覚も併せて)の感知能力ってどんなに努力しても有るレベル以上には上がらず、持って生れた資質がその才能の上限を決めてしまいます。

塩を、、、

大鍋に大さじ一杯入れたら塩加減が増えたと感じられる能力なのか。

大鍋に小さじ一杯入れても塩加減が増えたと感じられるかは。

持って生れた味覚感知能力の資質に左右されます。

そして、その感知した感覚をどう表現するのかはまた別の表現能力が必要に成ります。

例えばコーヒーなら、あのレシピよりこのレシピの方が甘味が厚く抽出されていると感知でき、その甘味は黒糖のような味わいと表現出来るという才能に成ります。

私の周りには、そのような味覚感知能力が素晴らしい方や、その表現力が素晴らしい方等がいらっしゃって、コーヒー淹れや他の飲食物の調理の仕方や味付けのアドバイスを頂けてとても助けられています。

こちらのお客様もそんな素晴らしい感覚をお持ちのお一人でいろんなレシピ作りで的確で詳細な分析と解析を頂けて助けて頂いています。

司の舌の感覚はそんなに敏感でも繊細でもないみたいで本当に微妙な領域でのテイスティングでは判断がおぼつきません(^^ゞ

この部分では持って生れた資質・才能・感覚が物を言う領域ですから、司がどんなに努力したってその向上はたかが知れていますので、生れた資質・才能・感覚が素晴らしい方に頼るのが一番確実です(爆)

司がもし多少の才が有るとしたら、どうしたらこうなるのか、どうしたらああ出来るか、という創意工夫を諦めずに丁寧に虱潰しに実際に行なって試して、その結果からほんの僅かでも良く成る方向を一生懸命に丁寧を尽くして最善を尽くすという部分がほんの僅かに有るのかなと思います。

この分部なら、1から1000までをひたすら地道に行って、結果を確かめ残して比べれば非凡な司でも何がどう良くて悪いのかが持って生れた才能が乏しくても、探る事が出来ます。

つまりはウサギには成れないのです、カメさんなので一歩ずつ地道に歩むしかありません。

でも、歩みが遅いからこそ、時間がかかるからこそ、どうしてこうなった、ああしたらこうなるのか、という事を薄皮を重ねるように少しずつですが推理し実践し改良する事が出来ます。

コーヒー淹れ、いったい私は何千杯と淹れて飲んだ事か。

僅かに違う2つのレシピのコーヒーを右手と左手に持って飲み比べてはウンウンと唸って味わって、レシピの構成からは本来味わいが違うはずなのに自分の舌ではその味わいの違いが分からず、絶対そんなはずはないレシピ違いの味わいの差で淹れられているはずなのにと迷い悩み。

そんな時に、、、

味覚という舌(=香り感知の嗅覚も併せて)の感知能力の飛び抜けた人に、その右手と左手の2杯のカップを渡してテイスティングしてもらうと、レシピ違いの内容は知らないはずなのに、司が淹れ比べたレシピの違いに対して完璧に正しい味わいの差を、たった一口のんだだけであたかも入れてる時から見ていたの如く正確なレシピ違いのテイスティング感想を答えてくれるのです。

なので私の舌では区別が付かないけど、微妙なレシピ違いの本来味わいの変化に出るべき特色を教えて頂けるので、そういう微妙な領域でのレシピ作りでは本当に助かります。

私が気が付かない味わいの違いだから考慮しなくて良いでは、本当に味覚が鋭く繊細な人に飲んで頂いた時に、もっと改善出来て最良の結果が出せる場合でも、気が付かずに最善ではない物をお出ししてしまう事に成ります。

私はそれは「丁寧を持って最善を尽くす」という事ではないと考えます。

だから頼るのです、自分が持っていない才能は正直に無いと認めて、持って生れた才の高い方にお願いしちゃいます(^^ゞ

幸にも司の周りにはそんな味覚力と、その表現力に長けた資質をお持ちの方が数人いらっしゃって、困った時や、本当に繊細な違いを知りたい時に助けて頂いています。

才能って持ってるフリしても良い事なんか一つも有りません、見栄を張らずに無い事をさっさと認めて、才有る人に頼るのが一番の近道♪(^o^)v