★髪のクセを活かすカット(長さ)-2

デザインカット

カットの仕上がりです。

下記のブログでの「カットの仕上り」のお客様のレイヤーのアレンジバージョンです。

2019年6月2日のブログ「髪のクセを活かすカット(長さ)」> http://2kasa.jp/blog/?m=20190602

6月から7月に成り暑さも増して来たので求めたアレンジは軽さ=涼しさです。

上記の時よりネープのアウトラインが1cm長く、トップのレイヤーの起点が3cm短くアレンジして有ります。

アウトラインの長く成った1cmと、トップのレイヤーの起点が短くなった3cmで、結果として4cm分のレイヤー部分の髪量が減って=レイヤー構築長の距離が長く成った分だけ軽さを表現。

軽くするだけなら、ストロークカットで簡単に毛量調整できますが、、、

ストロークカットでは物理的に毛を引き千切ってむしり取ることに成り、どうしても仕上り時の髪の艶は少なく成り、特にレイヤーの側面を構築する毛先は特に艶が落ちます。

それを補うにはワックスやムースを髪に塗布すれば簡単に艶は表現できますが、、、

髪に付着させたしたワックスやムースの分だけは確実にベタツキし、また汚れ易く成ります。

夏場で蒸し暑い時期にベト付く整髪料は髪に着けたくはないはずです。

またストロークカットやセニングカットのように物理的に毛を引き千切ってむしり取る切方ではない、毛先のアウトライン=レイヤーの側面を構築する毛先の艶感が最大限に残せるブラントカットで「起点の長さ」と「側面のアウトラインの角度の調整」と「エンドラインのワンレン部分の厚み調整」の構成を的確なレイヤーで切れれば髪本来が持っている艶感を最大限保ったまま毛量調整は可能と成ります。

でもね、、、

ストロークカットで毛量調整した方が簡単なんです、しかもハサミをカチャカチャしながら振り回すとカットしている美容師の姿の見栄えが良い(^^ゞ

「美容師の切ってる動作が格好良く切られている私ってお洒落♪」という満足感を味わいたいと思うお客様は多いのです。

また、そういう風にメディアを操作したい意思が働いているorその方が都合が良い。

ブラントカットでの展開図を頭の中で的確に構築して描けて、それを実際に具現化するカットの知識と技術と経験を得る為に何年もの経験が必要とされると、技術者を育てるのに時間と労力=コストがかかるor人件費が高騰する(^^ゞ

まあ、自由主義ですから、需要が有るから売れるので、売れる事が正義なんです。

だから時代遅れで全く流行っていないブラントカットでのレイヤーなんかで切ってる司美容院は当然流行らないし儲けられません(^^ゞ

時代遅れで石頭な初老の職人には、、、

大切なお客様の頭の上でハサミを振り回すなんて事は出来ないんです(^^ゞ

日本料理の調理場で板前さんが包丁クルクル回して切っていたら板長さんからこっぴどく怒られます(爆)

大工さんがトンカチをクルクル回しながら叩いていたら棟梁からぶん殴られます(爆)

私は考え方が何と時代錯誤で愚かなんでしょ(^^ゞ

でもね、、、

10人に一人か、、、

100人に一人かもしれませんが、、、

フルブラントカットで髪の厚みを調整して重さや軽さとし、クセの出方を読んで流れや跳ねやウエブとしてコントロールする、そんなカットを求めて頂け喜んで頂けるお客様もいらっしゃいます。

司美容院はそんな少数派のお客様に喜んで頂けお役に立てれば、時代錯誤で愚かな司としてはたいへんに嬉しゅうございます♪p(^o^)q

ブラントカットでの「フルレイヤー」は折り紙。

ブラントカットでの「グラデーションボブ」は彫刻。

どうか時代錯誤で愚かな司にこの先一度でも多く折り紙を折らせて下さい、彫刻を削らせて下さい、よろしくお願い致します<(_ _)>

ちなみに、、、

司はストロークカットは普通に出来ます、またスライドカットやチョップカットやツイストカットも行っています、ただブラントで同じような表現が出来る場合にはブラントを選択してしまうのでブラント以外のカット方を選択する頻度が低いのです、ストロークですと物理的な原理により切り口はどうしても引き千切られるので毛先の断面が広く成って髪内物質の流出が多く成り枝毛や傷みの原因と成り易く成るので避けたいという想いからです、ブラントは物理的に毛先の切り口が最も小さく切れ、ゆえに髪内物質の流出も最も防げ枝毛や傷みの原因と成り難く成ります。

でもワックスやムース付けたり、カーラーで巻いたりアイロンでカールしちゃえばかなり艶感は得られて誤魔化せますから結果としては誤差範囲に留まり、ワックスとムースが売れますし、カーラーやアイロン等の器具も販売出来て、店側の利益増収に成るんですけどね(^^ゞ