誰かを想う焙煎

在庫の為ではない焙煎は楽しい♪

Twitterでお付き合いして頂いている ヘケさん (@hekemonte) とのやり取りで

「誰かコロンビアを淹れてください」との事でしたので、、、

コロンビアの焙煎豆が切れていたので焙煎させて頂きました

焙煎度をどうしよう?

と悩んで ヘケさん (@hekemonte) のツイートを去年の11月まで一年分読んでリサーチしてみたのですが、、、

これといったお好きな焙煎度の記述が見つからず、ハイ・シティ・フルシティ・フレンチと幅広く焙煎して飲まれていて

さてどうしよう(^^ゞ

ご要望されていらっしゃったのが夜の時間帯でしたので、、、

余り深過ぎないほうが寝次が良いかなと思ってアグトロンスケール値(AS)55.3のシティローストど真ん中に煎り上げました♪p(^o^)q

正規のシティローストのニュートラル値で焙煎された豆は本当に飲み易いです♪(^o^)v

AS値であと5値深ければフルシティ領域で若干苦味感が増しますし、あと5値浅いとハイロースト領域で酸味が立ってきますので

苦味と酸味に囚われずに豆が本来持っている味わいを楽しむに最適な焙煎度がシティローストのニュートラル値でアグトロンスケールで言うとAS54~57と成り

まずは基本的にこのAS値を目指し、再現性を持ってAS54~57へ落とし込めれば焙煎のプロとして入り口に立てると思います

その入り口のAS54~57をキープした上で、焙煎の暖機・初期・中期・1ハゼ・2ハゼへの熱の込め方によるメーラー度反応の起き方・込め方をコントロールして微妙な味付けへと昇華させるのが焙煎師の難しさで有り楽しさで有り醍醐味だと思います

その焙煎レシピを構築する時に、お飲み頂く誰かの為と想いを込めて焙煎するのが司は大好きです♪p(^o^)q

これが単純に焙煎豆の在庫補充の為の作業と成ると、誰かの為に尽くすという気持の部分で込める想いが乗せられない分だけ、急に焙煎がつまらなく成ります(^^ゞ

焙煎の諸先輩方や大型ロースターさんから言えば、そんなセンチメンタルな考えで焙煎するのは微々たる販売規模の弱小店の甘えで、日に何キロ~何十キロと焙煎されている方から鼻で笑われちゃうかもしれませんが、弱小焙煎屋の司はそんな甘い想いを込めて焙煎する余裕が有ります

何時の日か、、、

カフェ司 / Café 2kasaが繁盛して甘っちょろい想いなど込めて焙煎して居られない程に作業として追われる日が来るのか?来ないのか?来たら嬉しいのか?来ない方が甘い想いで焙煎出来て楽しいのか?

そんな事も12月1日からのカフェ業務本格スタートして数か月~1年か2年経てばどうなっているか分かると思います

楽しみの様な不安なよう喜べるのか悲しむのか、、、

さてどうなりますか(^^ゞ