私には誇らしい手と指と爪です
風の谷のナウシカで
クシャナがゴル、ギックリ、ニガの三人に対して降伏をするなら解放してやるという申し出に対し
ギックリが「あんたも姫様じゃろうがわしらの姫様とだいぶ違うのぉ」と言い
それを受けて、ゴルが回想して
「この手を見て下され、ジル様と同じ病じゃ。 あと半年もすれば石と同じになっちまう。 じゃが、わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる。 働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい」
という台詞のシーンが有ります
私の手です
汚く汚れ荒れていてお目汚しすいません<(_ _)>
飲食業を営む身として決して人様に褒められる手指爪ではないと思います
実は、、、
私は美容業に従事してからずっと毛染めのお客様のカラー後のシャンプー時に手袋をせず素手でシャンプーします
それはゴムの手袋をして髪をシャンプーしたり湯を流すと必ず髪がツレてお客様に痛い思いをさせてしまうからです
ゴムの手袋をして髪をシャンプーしたら絶対に髪がツレている事に気が付けません
気付かない以上はツレてもツレたままシャンプーするしか有りません
例え私以外のほぼ全ての美容師さんが手袋してシャンプーしていたとしても、それが業界の常で常識だったとしても、私はお客様の髪をツレる状態で、ツレてる事に気付かずに髪を洗う事が、髪を扱う事が申し訳なく、とても出来ないのです
だから手がどれだけ荒れたとしても、指や爪がどれだけ汚らしく染まってしまっても、お客様の髪がツレないように素手で髪をシャンプーさせて頂いてます
それが司が髪をさせて頂くお客様へありがとうという感謝の気持ちと、心地良くお過ごし頂く為に必要な務め方と想っているからです
でも、冬ですし、カフェ業務も本格始動して洗い物は美容業だけの時に比べたら凄く増えましたので、手指爪は以前に増して荒れて来ました
なのでコーヒーをお飲み頂くお客様にはこんな荒れた手と指と染まった爪でコーヒーを淹れお出しして本当に申し訳ない気持ちで一杯です
でも、まだ、髪のお客様にもご来店頂いていますので、こんな荒れた手でも美容業とカフェ業を共に務めなければ成りません
なので、、、
どうか、、、
この手と指と爪の荒れをお許し頂ければと願います<(_ _)>
もし、、、
この手をナウシカが見たならば、、、
この手を好きだと言ってくれるかな?
働き者の綺麗な手だと言って褒めてもらえるかな?
今度、、、
ナウシカに逢ったら尋ねてみます♪(^o^)v
※追記、、、
今年13月よりカフェ業務を本格スタートして、まだたった一カ月のカフェ運営ですが、県外からのご来店も頂け、行きすがりの一見さんのご来店も頂けるように成り、少しずつ焙煎豆とカフェをご利用頂けるお客様が増えて来ています
60才超えて元々老化で肌爪が弱ってくる年頃なのに、糖尿病と言うさらに肌爪が衰える疾患を負っての美容とカフェの二つの水仕事に対して、本当にギリギリの手荒れで済んでいます
本当?は仕事一つ終わる毎に保湿の為にクリームとか縫ってケアーすれば良いのですがね美容では薬剤使いますし髪に油分付着させては仕事に差し障りますし、カフェでは何よりクリームの香料がカップやお皿や焙煎豆の袋に移ってもダメですし、カップやお皿に油が乗ってもだめですから
平何十回と湯で洗い物をしても保湿クリーム等でフォローして上げる事は叶いません
ですので、その日の閉店前の最後の洗い物を終えた後だけ保湿クリームを丁寧に丁寧に縫って、よく頑張ったと何とか一冬耐えてくれと、我が手を指を爪を見つめながら語り掛けています
今年一年頑張りました
来年も頑張ります
皆様司美容院とカフェ司を宜しくお願い致します<(_ _)>