Italianの試飲221013

昨日のコロンビアの超深煎り/Italianroast(AS25)の試飲

うふぅん、、、美味しい♪

司の個人的な感想として、、、

中深煎りのフルシティまでは2ハゼ後までのメイラード反応により豆の味わいが増すというテイストからの旨味が厚くなりますが

深煎りのフレンチとか超深煎りのイタリアンまでローストを追い込むと、メイラード反応にプラスして豆内部の細胞的な変化により豆内の油脂が豆内から流出し易くなって、結果として抽出時にカップの中へ落ちる油脂分が増えて、その油脂がテイストへ甘味を上乗せしてくれるような気がします

まあ、司は科学者では無いですし精密な検査器具も持っていませんから確かな調査・検査・検証の上での考察では有りませんが

フレンチとイタリアンで無駄に焦さない焦げていない熱コントロールと、焦げ臭を纏わせない十分な排気機能の焙煎器で、豆に優しい深煎りとした時にはフルシティよりもフレンチやイタリアンの方が甘味を感じられるテイストに表現出来るような気がします

それは油脂の関係以外に、フルシティではまだ僅かに酸味が残るのに対して、フレンチとイタリアンではほぼ酸味が隠れてしまうのでその分だけ甘味に対して味覚がより反応しているというテイストの分布係数の違いによる人の味覚反応の違いも要因の一つなのかなとも考えられるかなと思います

どちらにしても、、、

ただ長い時間高温で焼いて焦げを伴なった喉越しの悪い雑味で美味しくない苦さを避ける美味しい苦味の深煎りに焙煎出来た時は、フルシティよりもフレンチとイタリアンの方が美味しい苦味を表現出来る=フレンチとイタリアンはその美味しい甘味を表現するのが深煎り&超深煎りの焙煎時で最も楽しい味わい表現であり焙煎の醍醐味なではないかと想う今日この頃の司爺で御座います♪p(^o^)q