器具に頼らない計測手段

カフェ司/Café 2kasaでは、、、

販売している焙煎豆の焙煎度をSCAA(アメリカスペシャリティコーヒー協会が定めるアグトロンスケール(Agtron Scale)の数値を計測し明記して販売しています

※焙煎度指数/アグトロン数値については下記のページをご参照下さいませ
< 焙煎指数 >

その焙煎度を明記するのにアグトロン計で計測しているのですが、何分機械物ですから故障や不具合の可能性は排除できません、したがって今日壊れるかも明日壊れるかもしれません

その場合「焙煎度のアグトロン数値を明記して販売」と謳っている事を反故にしてしまう事に成ってしまい、それは司を信頼してご購入して頂いているお客様へ対してとても申し訳ない事に成ってしまいます

なので、、、

アグトロン値の数値見本として1単位ずつ現物のサンプルを保管しています

これでアグトロン計が何時故障しても不具合が起きても、修理に出して戻って来るまでの間を置かずに常に自家焙煎した豆の焙煎度を正しく明確に掲示して販売が続けられます

それと、焙煎後にはアグトロン計で計測すると共に、常に数値見本の現物サンプルと見比べての目視計測も行っていますので

アグトロン計とサンプル目視とのダブルバックアップでのアグトロン計測とする事で、より間違いのない誤差の少ないアグトロン計測が可能と成ります

実は司は、、、

疑り深く、慎重で、偏屈という性癖です(^^ゞ

なので、、、

アグトロン値で、下はAS25値以降のItalianの真ん中から、上はAS75値までのMediumの真ん中までの、各数値1単位ずつ現物サンプルを残して来ました

これでアグトロン計測器が壊れても、実物サンプルでの計測が可能です

なお、、、

実物サンプルの焙煎度値は、定期的に計測し直し、確実な実数値と成るよう確認検証を怠らないようにしています

本音で言えば、、、

焙煎度を「数値」ではなく「言葉」で示して販売すれば、焙煎度に対しての売り手側の責任が軽くなるので仕事としてビジネスとしては楽が出来るのですが

それは、、、

売り手側の責任から逃れるという事で、言えばお客様に対して責任を負わず・逃げる・誤魔化す・騙すという事でも有ります(こう書くとコーヒー業界の中の人達にきっと嫌われますよね)

例えば、、、

豆を売る時に「100g」と示せば、それはたった1gであっても数値に責任を負うという事で、もし99gだったら炎上騒ぎに成ります(^^ゞ

でも、、、

標記を「少な目」と示して売るのなら、たとえ85gでも誰からも何処からも異議も文句も炎上せずに済んで楽チン♪(爆)

焙煎度を数値で示して販売するという事は、そういう責任を負い果たす事を意味します

なので、、、

店頭の焙煎豆キャニスターに焙煎後の豆のアグトロン値を計測し、キャニスターに詰め終わった後、司はちょっとだけ胸を張って誇らしい想いでアグトロン数値をキャニスターのラベルに書き示しているのは

ここだけの話し、、、

誰にもヒミツです♪p(^o^)q

次に、、、

カフェ司の焙煎豆キャニスターのラベルに書き込まれた数値を目にした時は

その数値にはそんな司の想いが込められていると思って下さいませ♪(^o^)v