理想と現実の乖離(涙)
ハロゲン直火式焙煎器「Behmore1600」での「浅煎りスペシャルロースト」商品のレシピの模索と構築中なのですが
構想としては、、、
「Drying Phase」を低温=スロー焙煎で
「Maillard Phase」を高温=クイック焙煎で
「Development Phase」をを低温=スロー焙煎で
そして何よりこの焙煎器の特徴・個性の12分かけての庫内クーリング機能を用いての
「Cooling Phase」を庫内での熾火効果=アフター焙煎を加えて
豆表皮と豆内でのカロリー差を狭め、浅煎りでも豆内に十分な熱を込め、豆内部のメイラード反応をムラなく行い、浅煎り特有の雑な酸味=芯残りのネガティブな味わい払拭を求めているのですが
(1)可能な限り芯残りさせないように、豆表皮と内部への熱量差を無くす為に、1ハゼ手前からカロリーアプローチを優しくしているので、1ハゼが一斉に起こらないので1ハゼの確定判断が難しいのと
(2)「Development Phase」終了後に即座に庫出せずに、庫内で熾火効果でのアフター焙煎を豆内部でのメイラード反応に用いるので約半段分の焙煎が進むのを先読みして焙煎をストップするので
(1)と(2)の複合要素により、焙煎度の確定・安定・再現性がとても困難で難しい焙煎となります
(半熱風器での通常のカロリーアプローチでの焙煎なら各焙煎度で誤差AS2値前後での再現性を持っての煎り上げはとても簡単なのですが)
でも、、、
論理的に芯残りを可能な限り払拭した美味しく優しい酸味を表現できるカロリーアプローチの理想的なローストレシピなので
何とかこのハロゲン熱源の直火式焙煎器での熾火効果を用いた浅煎りスペシャルローストレシピを構築したく悪戦苦闘しています
夢と希望は、、、
諦めずに求め続けた人に神様が与えて下さる賜物だと思っています♪
(無神論者だけどw)