超深煎り/Italianの考察

写真は、、、

コロンビア・スプレモ・ウイラ・サンアグスティンPitalito地区限定の生豆を

超深煎り/Italianroast(アグトロン値AS26)に煎り上げた焙煎豆で

コロンビアのイタリアンローストのニュートラル値ど真ん中ジャストです♪p(^o^)q

最近メニューに加えたスパイシーバターコーヒーの淹れ用としてイタリアンを焙煎する必要性から頻繁にイタリアンを煎る事が多く

イタリアンローストの焙煎レシピのアプローチを微妙にアレンジして考察しています

焙煎なんて所詮は煎るという行為ですから、、、

言ってしまえば、熱と時間と変化率とダンパー調整と豆種・品質と豆量と室温・湿度の相対性で決まるとっても簡単な施術で、拘らなければ凄く簡単な仕事です(^^ゞ

こんな事を自家焙煎を仕事にしていて焙煎豆を売って淹れる事に従事してる人間が言ってはダメなのかもしれませんが(爆)

口でどれほど難しい事をしていると声高く見せかけたって真実は何時かバレますし、真面目に丁寧に焙煎している方は解ってる事ですから、無理に焙煎が難しくて特別な事だとは言い張っても意味が有りません(爆)

現実に素人の方がご家庭で、手鍋や手網で自家焙煎をなさっている時代ですし、人によってはその自家焙煎豆を通販販売されていらっしゃる方もいらっしゃいます

だから焙煎をしている、焙煎をするという行為に対して、特別凄い事をしているなんて己惚れていたら、あっと言う間に素人の方々に焙煎のテクニックで並ばれ追い抜かれちゃう事に成ります

大切なのは焙煎をするという事ではなく、手鍋とか手網とか焙煎器かどうかという器具や手段ではなく、どんな焙煎を目指して、どんな焙煎に煎れるのか?という仕上りの結果しか意義も意味も無いのです

そこのほんの僅かな差異に対してどこまで拘り具現化するのか?その検証と解明とさらなる創意工夫の正確性と的確さで競う競えるのが本当のプロで有り技術者だと思います

それには、、、

昔からそうしている・そう教わった・誰もそうしている等と言う風習や習慣や思い込みやおまじないや言い伝えでは真理には近づけません(爆)

でも、創造性と検証と解明と創意工夫の積み重ねが有れば、時間はかかってもゼロスタートでも良い結果が残せるように成りますし、習った刷り込みではなく、自分で体験し検証と実証からの経験値の積み重ねは理解を伴なった心強い味方と成ってくれます♪p(^o^)q

カフェ司 / Café 2kasaでのコーヒー淹れでは、、、

カフェ司オリジナル抽出方法の「2kasa式」で淹れています

2kasa式は「透過式/ドリップ」と「浸透式/ボイル」の二面性を上手に組み合わせ両式の良さを備えたハイブリット形で、味わいの再現性が高く抽出効率が安定していて、テイスティングとカップリングの中点的な位置付けの淹れ方と成り、通常の淹れとしても焙煎後の試飲にも適していて便利な淹れ方で重宝しています♪p(^o^)q

なので、、、

毎回の焙煎レシピの記録と試飲の検証は、焙煎業務に従事た経験も焙煎教室に通う事も無かったゼロスタートの司にとっては唯一の味方と成ってくれる大切な仲間なのです♪(^o^)v

今回の超深煎りはアグトロン値でAS26でのイタリアンローストのど真ん中ですが

司の個人的な意見としては美味しい深煎りの限界値なのではないかと思います

無論AS26以下に焙煎するのは物凄く簡単な事です、ただし単にAS26以下に煎るという事と、美味しいAS26以下に煎るという事は、天と地の如く違う事柄に成ります

ですので焙煎者として、自分が自信を持って美味しい焙煎豆としてお客様にご提供させて頂ける境界はAS26前後が限界かなという気がします

ちなみに今回のコロンビアの超深煎り/Italianroastは、試飲したところとっても美味しかったです♪\(^o^)/

特に甘さが凄く感じられ深い苦味と相まってもそれが何とも言えないボディー感として美味でした♪(^o^)v

理屈じゃなくって、まずは美味しい事が第一ですね♪(^o^)v

理屈は、、、美味しく出来た後に必用に成ります

何故美味しく出来たか?を理解検証できなければそれは「たまたま偶然のまぐれ」という事に成ってしまって再現性が得られません、再現性が得られなければそれ以降の発展性も皆無で得られません

仕事とは、高いクオリティーを・高い再現性を持って・効率的な方法で・最小のコストで行い、常にお客様に提供出来る状態を維持する事が理想だと想う今日この頃の司爺で御座います♪p(^o^)q

※但し書き、、、

AS26値云々はあくまで司が美味しく煎れる深煎りとしての限界数値ですので、他所他者さんはもっと深い領域まで美味しさを伴なって煎れる方もいらっしゃるかもしれませんので誤解無きようお願い致します

(司程度の焙煎ヒヨッ子の限界値が世の限界値と己惚れない程度の賢明さは持っております)