焙煎度違いの定義と考察

本日7/25(月)カフェ司/Café 2kasaは、通常月曜日定休でお休みの日なのですが本日は臨時営業とさせて頂き昼1時オープン~ラストオーダー夜10時までの営業と成ります、ご来店お待ちしております♪(^o^)v

2kasa
2kasa

上記の豆はどちらも、、、

コロンビア スプレモ ウイラ サンアグスティン Pitalito地区限定

なのですが、、、

焙煎度名標記ですと左が深煎り/Frenchroastで、右が中深煎り/FullCityと成り、焙煎度名では1段違いですが

SCAA(アメリカスペシャリティコーヒー協会)のアグトロンスケール(Agtron Scale)数値ですと左がAS31で、右がAS50と成ります

AS31はフレンチの最深煎りで、その下のイタリアンとの境界値で

AS50はフルシティの最浅煎りで、その上のシティとの境界値と成り

焙煎名では1焙煎違いですが、アグトロン数値ではほぼ2焙煎分違うという事に成ります

今まで焙煎して来た経験則では、ナチュラルとウオッシュドの製法違いでなく、製法が同じなら豆種の違いより、焙煎度が1段違う方が味わいの差異は大きく感じます

言えばアグトロン数値で5点の違いなら、豆種間の味わいの差異の方が大きく、アグトロン数値で5点の誤差無く再現性を持った焙煎をするお店で買われる場合に限って、豆種と製法の違いを明確に繊細に味わう事が可能に成ると思います

なので、、、

豆種と製法の違いをしっかりと味わいその差異を検分したい場合は、焙煎豆を購入する焙煎屋・ロースターがAS5単位以内の再現性を持ち維持した焙煎をしてくれる店舗・ロースターさんから焙煎豆を購入する事をお勧めします

多分ですが、、、

今日のブログ内容は業界の中の人達にとって書いて欲しくない事柄で、業界内では知ってる理解しているけど、決して口には出さない内緒事だと思われますので

系列とか会社組織やメーカーや主従関係にどっぷりと身を沈めている背負っている囚われている方達は業界の中では常識的に口を塞いでおく不文律なのではと思います

でも、古くから有る、皆がそうしている、それは不都合が良く成る理屈には成りません、言えばお客様に対して知られたら自分たちの業務が非常に難しく厳しい業務体制を取る必要が有るから、知られないで済ませて楽がしたいという事ですので

それは大切で有難いお客様に何にかを隠し誤魔化して商売している事に成るのではないかと思います

なのでカフェ司 / Café 2kasaでは焙煎豆の販売時には、アグトロンスケール(Agtron Scale)を測定して数値を明記し、実焙煎度を誤魔化さず正直に示して販売しています

※無論、、、焙煎豆にとって最優先は味わいで、数値は参考値でしか有りません、ただし自分が焙煎した豆の焙煎度を、焙煎者自身が正確に明確に計測感知しないで焙煎していて、どうやって焙煎時に味わいの再現性を持って表現出来るのか?を司は明確な根拠を持って具現化する事が出来ません

※ただし、、、アグトロンスケールを明記した販売はとても重い責務を伴ないます、少し深煎りとか少し浅煎りという言葉での焙煎度表現なら毎回違っていても、そもそも比べる基準値が毎回曖昧なので非難は受けません、でも数値化したら最後絶対に誤魔化す事は出来ず焙煎度にはAS1点単位での責任を負います

※その代わりに、、、焙煎豆をご購入頂くお客様には、常に手にした豆の焙煎度が確実な数値として確認できますので、コーヒー淹れをとても正確に淹れ比べ飲み比べが可能になって、よりご自身の嗜好を探り易く成ると思います

※たかが数値ですが、、、されど数値、特にコーヒー抽出においては正確で明確な焙煎度値を数値で知れるという事はとても重要だと思います

以上、、、

きっとこれ書いちゃったらコーヒーの中の人に怒られ嫌われて、自分たちにとって都合が悪いから無視されるか、素人の知ったかの迷い事と揉み消されるに違いない独り言です♪(^o^)v

何時の日か、、、

日本の多くの焙煎所・ロースターさんがアグトロンスケールを明記して焙煎豆を販売する日が来ると良いなと想っている今日この頃の司爺で御座います♪p(^o^)q