いぬっさんのタンザニア

Twitterの< いぬっさん@coffee_IPPO >さんからご提供頂いた「タンザニア・サウステラAA」

今回のタンザニア・サウステラAAはアグトロン計測値ではAS34=Frenchの深目

今回のテイスティングでは、、、

サザコーヒーさんのパウダーコントロールストッカーのフルーティーメッシュ(最も粗目でしっかりと微粉を取り去り、エグミな苦味をほぼ取り去り、クリーンな味わいで酸味と甘味をより美味しく味わえる味わいに)で、微粉を多目に除去

イタリアンの深目ですから苦み成分が増えるのは当然で、苦さウンヌンと言葉にしてもそれはダークローストなら当然の事で、いぬっさんの深煎りは前回の「ブラジル・ショコラAS32=Frenchの深目」でとても品の良い深煎りのローストレシピなのは確認済みなので

※前回のブラのフルの参考ブログ> 2022年12月11日いぬっさんのブラジル

今回はそういう深煎り=苦さの部分ではなく、深煎りにしても残されている酸味と甘さという本来味わい難い繊細な味わいを感じ取りたくて、通常より多くの微粉を除去して苦み成分を抑えるレシピにしてみました

フレンチでの酸味と甘味という微小な味わいを感じ取る為に、前回試飲させて頂いたブラジル・ショコラも同じレシピで同時に淹れます

多分司のテイスティング能力と語彙力だと、タンザニア・サウステラAAを単品でのテイスティングトークでは一言も表現が出来なく成る事間違いなしなので、同時飲み比べなら微小な差異でも感じ取れるかなぁと自己フォローです(^^ゞ

さて試飲です♪p(^o^)q

前回のいぬっさんのブラのフレンチは喉越しの良いクリーンなアフターが楽しめる品の良さが特徴だと思いましたが、今回のタンザのフレンチもとっても品の良い上品で美味しい苦味を表現成されていらっしゃいます♪(^o^)v

さて、今回のタンザのフレンチと、前回のブラのフレンチを飲み比べてのテイスティング結果ですが、、、

先に言っておきますが、今回の試飲では通常より丁寧に微粉除去していますので、普通の淹れ方では感知できない微小な領域での味わい表現と成りますのでご了承下さいませ

その一言が必用なぐらいにフレンチの深目=AS32-34領域では厚いメイラード反応により苦み成分がかなり多く成って、相対的に酸味と甘みは感知し難く成ります

その上でいぬっさんのフレンチの深目でのローストレシピで表現されている味わいの差異として今回のタンザの方が本当に僅かですが酸味が残されています、無論生豆での豆質特性の違いなのかもしれませんが

タンザのフレンチでは僅かに柑橘系の、言葉で表現するとグレープフルーツピューレー系の酸味が感じられ

ブラのフレンチだと言葉にすればオレンジピューレー系の酸味が感じられました

どちらも極微小な酸味成分ですので、多分いぬっさんの深煎りのネガティブさを控える丁寧なメイラード反応を込めた喉越しの良いクリーンで喉越しの良いアフター感だからこそ、感じられた酸味感だと思います

ただし、、、

飲食物は嗜好品で好き嫌いの範疇の事柄ですから、同じフレンチの深目でもっと焦げ感の強いビター感を好まれる方には、1ハゼから2ハゼでもう少しパンチの効いたカロリーの使い方でのローストレシピの方が、苦味をスパイシーなアクセントとして感じられて美味しく好まれるかもしれません

(※どちらが良質か?という線引きではなく、どちらが好きかという事だと想います)

なので、飲み易く品の良い美味しい苦味を望まれる方にはいぬっさんの深煎りはとても好まれるのではないかなと思います♪(^o^)v

いぬっさん今回はブラジルとタンザニアのご提供を頂き良き勉強をさせて頂きました感謝です<(_ _)>