予約焙煎ブラジルCity

カフェ司 / Café 2kasaでは在庫の生豆種の中からお好きな焙煎度での焙煎ご予約を承っています

今回は、、、

ブラジル(No2ブルボンQグレードCachoeira農園セミウオッシュド)のCityroastのご注文を頂きました

焙煎器のホッパーに生豆を入れると、、、

「さぁ今から焙煎だぁ♪」っと毎回ワクワクします♪p(^o^)q

これ、不思議なんですけど生豆を計ってる時は別に何にもワクワクしないんですけど(^^ゞ

焙煎器に生豆をセットすると途端にウキウキしちゃいます♪p(^o^)q

多分ですが、、、

私の人生で最期の焙煎の時もまたきっとこの時はワクワクウキウキするんだと思います(爆)

焙煎器のガスを点火する前に、今から焙煎する生豆と求める焙煎度と表現したい味わいに対してのローストレシピを思案して焙煎ノートに大雑把な道筋を書き込みます

無論もう何度も焙煎している豆種での慣れた焙煎度でしたら夏冬の温度差や天候からの湿度の違いからの温度推移が有ったとしても同じ手順を踏めば20秒程度の誤差しか有りませんので、焙煎ノートなんてメモらなくてもアグトロン数値でAS2~3点前後の誤差範囲での焙煎度コントロールは可能ですし、その程度の再現性が保てなければ同じ豆種の同じ焙煎度をお求め頂くお馴染みさんに自信を持って焙煎豆をお渡しできませんので、焙煎を営む者なら当然の事なのですが

時々、新しいローストレシピが頭に浮かぶのです(爆)

とはいえ商品としてお客様にお渡しする予約焙煎ですから極端なアレンジは出来ません、でも焙煎のご予約を頂いたお客様が普段浅目を好まれて酸味がお好きな方からの予約焙煎の場合は

ちょっとだけベースレシピから酸味を立たせてお好みに近づけて上げたいと思ってしまうのです♪p(^o^)q

まあ、その為の手立てはぼ無数にチョイス出来るので何か特別な事をするという事ではないのですが、普段より何かを求めて創意工夫するという機会と時間は何より楽しいのです♪p(^o^)q

本当は商売だからレジの中の増えたお金にワクワクしなければ経営者としては失格なのですが、どうしても技術者とか職人としての楽しさに心が傾いてしまう性格なので、何時も貧乏なままで大儲けした事が有りません(^^ゞ

というワクワクとウキウキしながら何時もより少しだけ酸味を立てたCityroastを目指し求めた焙煎が終わって庫内から排出して冷却と成りました

冷めた瞬間にアグトロン計で計測しても、まあそこそこは正確な数値が出ますが、経験上から焙煎後に一昼夜24時間ほど経過してからアグトロン値を計測する方が良い感じです

と言いますのも、、、

豆種と焙煎度とローストアプローチによっては焙煎直後と一昼夜24時間後で、殆ど変化しない事も有りますが、時に最大AS値で2点程変化する場合も有りますので

より長期間にわたっての平均的アグトロン数値を求める意味ではアグトロン数値の計測は明日行ないたいと思います

だも、見た目的にはお客様にご予約頂いたCityroastに煎り上がっていそうなので一安心です

新しい袋の生豆を仕入れた一度目は、それまでの豆と同じ農園のマイクロロットの同銘柄でも木や畑が違うロットだと微妙に熱の入りが違ってASで5程度差異が出る事も有りますので、もしAS54から5点差が出てAS48に成ったらFullCityに成っちゃいますので、ご予約頂いたご注文と違う焙煎度と成ってしまってお売りできませんので即座にAS5点分をアジャストしたローストレシピを組んでもう一度焙煎し直しという事も必要に成って来ますが

注文した一袋の同ロット分を焙煎する時は、とても心臓に優しい仕事と成ります(^^ゞ

独り言、、、

焙煎直後には手が空いていたら必ず一杯淹れて飲むようにしています、この焙煎直後~1日以内で淹れるコーヒーには、焙煎仕立でしか味わえない焙煎香を纏った豆からの抽出という格別な一杯を楽しむ事が出来て、それは焙煎者だからこその特権かと思います♪

カフェ司 / Café 2kasaでは焙煎直後~1日以内の在庫焙煎豆が有る時にご来店頂けたお客様には、その旨をお伝えさせて頂いておりますので、もしそんなチャンスの時は、ぜひ焙煎香を纏った一杯をお試し頂ければと想います♪(^o^)v