テイスティング22-4/27

今日のテイスティングは、、、

エチオピア(モカ・シダモ州グジ地区シャキッソ村TadeGG農園ナチュラル・オーガニック・ノンカフェイン)

グァテマラ(サカテペケス県アンティグア地区サンラファエル・ウリアス農園)

アグトロン数値は、、、

エチオピア>AS56/City

グァテマラ>AS65/Highroast

ですが、、、

それはあくまで豆表面の色合いをアグトロン計測器で計った数値で

このエチオピアのノンカフェイン処理された豆は、焙煎前の生豆の状態で既にAS70で、CityroastとHighroastの境界値まで色付いていますので、見た目上のアグトロン値では焙煎度を計る事が出来ません

司の経験則から多分AS数値で10~13程度の変率が有るのではないか?と考えています

なのでエチオピア・ノンカフェのAS56と、グァテマラのAS65ではほぼ同じハイローストのニュートラル値で同じ焙煎度具合と思われます

ですので今回のテイスティング要項としては、、、

Highroastの同焙煎度でのエチオピア・ノンカフェインとグァテマラの豆種での味わいの検分と成り

同焙煎度での飲み比べならストレートに豆種での味わいの違いを感じ取り易く成ります

テイスティングの結果としては、、、

(前提として語彙力が欠如している司の表現と前もってご了承頂けお読み頂けますと幸いでございます)

エチオピア・ノンカフェインは、、、

芳醇さを伴なったフルーティー感で、ミカンの甘酸っぱさ・サツマイモやマロンの甘味を感じました、このへんの甘さの深味はナチュラル製法の特性かと思われますが、ノンカフェイン処理されていない同じTadeGG農園のナチュラル製法の豆の少し個性が強過ぎる一面を持った甘酸っぱさよりも、穏やかで優しいフルーティー感でより多くの方に好まれ易い酸味の味わいかと思います

グァテマラは、、、

クリーンで明るい甘酸っぱさで、グレープフルーツとか夏ミカンを想わせるような軽やかでとっても爽やかな柑橘系の甘酸っぱさが味わえ、喉越しもスッキリしていて、今流行りのコーヒーの酸味をメインに味わいたい方に向いていると思います

以上が今回のテイスティング結果と成ります

こんな飲み比べを朝店に来て思い付くままに、誰に遠慮する事なく好きな豆種・焙煎度で淹れて、開店前の時間にのんびりと味わって飲めるのは、好きな豆種を自由に仕入れられて、自在に自家焙煎して、好きに淹れるという、全てを許される個人事業主の特権だと思います♪p(^o^)q

その代わりに、、、

開店準備~焙煎~淹れる~接客~片付け等の全ての業務を誰にも頼らず朝から夜まで業務し続ける事を求められます(^^ゞ

今は強いられる負担よりも、得られる楽しさ喜びの方が多いので全く重荷には成りませんが

何時の日か老い衰え楽しさと喜びより、負担が重く感じられる日が来た時が、店の看板を下ろし仕事を終える時かなと思っています

それは、、、

来年かもしれませんし、5年後か、10年~20年後か分りませんが、その日が来るまで精一杯丁寧を持って最善を尽くし努めたいと思っていますので、その日までどうか皆様司へのご愛好を宜しくお願い致します<(_ _)>