腕をふるった焙煎の検証

1,300gの生豆を焙煎して、仕上りが1,080g

焙煎度はアグトロン数値でAS43

通常のこの豆種をAS43に焙煎した時の過去データの平均値ですと

1,000gで850gに成り軽減定数0.85です

1,300gで1,080gに成ったという事は軽減定数0.83と成ります

やはり粒度(形状と質量)が小さいと、その分だけ豆表皮と豆の芯までの距離が近いので、相対的に粒度が大きい豆よりも豆内に込める熱量は、腕振った豆の方が多く成りますから、見た目のアグトロン値が同じでも、豆内は深めのメイラード反応が入っていて、その分だけ仕上りが軽く成ったという結果に成ったと推測できます

まあこの辺は理としての物理法則に添う訳ですから、焙煎前から予測できる結果では有ります、逆に言えば腕を振るって整えた大きな方の粒度では今回とは逆の物理法則が働くという事に成りますので、大粒ではその物理法則への対応を考慮し焙煎したいと思います

農産物としての実りの良し悪しという品質を別にして考えればですが、粒度が小さい方が豆の表面と芯に等しく留津を込められますので、焙煎という熱カロリー反応に限れば粒度は揃っていてなおつ質量は小さい方が、より均一な焙煎が可能に成ります

ただし、コーヒーの生豆の評価では、豆種によっては粒が大きい方が良質として評価されていますので、熱カロリーの入れ易さとの利得の評価と判断は難しい部分と成ります

今の司に言える事は、、、

可能な限り良質な生豆を仕入れる=その中の粒度の小さい粒で有っても良質さは相対的に保たれる

その前提が有ったとして、、、

不作な豆の小粒ではなく、良質な豆の小粒を揃えての焙煎には価値があると考えています

味の検証は、、、

「透過式/ドリップ」と「浸漬式/ボイル」の良い所取りで「カップリングにもテイスティング」にも向いているカフェ司 / Café 2kasaのオリジナル抽出法の「2kasa式」で淹れます

2kasa式は、、、

カップの中へ直接金属フィルターをセットして、カップをサーバーとしてカップ内に直接ドリップして、湯の2/3投下までは透過式として抽出し、湯の1/3からは浸漬式として抽出し、全湯量を投下後fは0秒で金属フィルターを上げても良いし、30秒から2~3分置いても良いしという幅広い抽出レシピに対応出来ますので、利得高い淹れ方と思います♪(^o^)v

テイスティング結果は、、、

正直、毎回困るんですよ(^^ゞ

司は語彙力という能力が欠如していますので(T_T;;

お洒落で、さもコーヒーの専門家みたいな態の綺麗に飾られて思わず買いたく成っちゃうような見惚れる言葉で綴れないのです

だから、ギリギリ捻り出したような1万分の1しか感じられないような事をあたかも盛り沢山に持ち上げた提灯記事が書けません(^^ゞ

ですので、司が本当に感じた事を書き、感じない事は書かないようにしています

でも、それだと、読んでる人から怒られる(爆)

隣に住んでるんじゃ無ければ、気に成ったからって直ぐに飲める場合は少ない、そういう時は司さんのテイスティング感想しか、目にしているブログ記事のコーヒーの味わいを知る手立ては無いのだから

「もう少しだけ読んだ人間が頭の中にそのコーヒーをまるで飲んでいるかのように想い描けるよう頑張って!」とご要望を頂く事が有ります(^^ゞ

でもね、味わいを表現する才能という資質が乏しいのですからそれは酷というものです

足の遅い人に早く走れ!と言ったって足は早く成らない(爆)

人にはそれぞれが持って生れた資質才能という物が有ったり無かったりします

決して司が味わい表現に対して怠けたり適当に行ってる訳じゃ無いのです

そこの所をどうかご容赦を頂き優しい心で寛大なご対応を頂けますと幸いでございます<(_ _)>

まあ、、、

この辺まで来れば、、、

結構な方が気が付かれていると思いますが、、、

どうにかして苦手なテイスティングを書くのをなるべく遅らせようと必死の努力の今日この頃の司爺で御座います(爆)

今回の腕を振るった焙煎豆のテイスティング結果を知りたい方は、もし宜しければ当焙煎豆の在庫が有るうちに、ご機会御座いましたらご自身のお口と舌と喉で実際にお飲みに成られてお確かめ頂ければ幸いでございます<(_ _)>

(内緒ですけど、、、只今ご来店者様増員キャンペーン強化中です♪p(^o^)q)

2kasa
2kasa

正直美味しいです♪

焙煎理論から説明すると、限りなく焦さない焦げていない中深煎りの焙煎度なのに、豆の芯にはもう一段深いメーラード反応が込められた厚みのある甘さとコクの美味しい苦さとビター感を味わえます♪(^o^)v